4年に一度のサッカーワールドカップは、いまでは日本でも大きな盛り上がりを見せる大会です。
さて、サッカーの国際試合は前半と後半で決着がつかない場合は延長戦に突入し、それでも同点の場合はPK(ペナルティキック)で勝負がつきます。
しかし、以前はこの延長戦で「ゴールデンゴール」という方式が採用されていた時期がありました。
それでは、この「ゴールデンゴール」とはどういう意味でしょうか。
また、「シルバーゴール」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ゴールデンゴール」と「とシルバーゴール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴールデンゴール」とは?
「ゴールデンゴール」とは、サッカーの公式戦において、以前採用されていた延長戦の決着方式であり、どちらかが点をとった段階で終了する、いわゆる「サドンデス」方式のことです。
「シルバーゴール」とは?
「シルバーゴール」とは、サッカーの公式戦に以前採用されていた延長戦の決着の付け方で、どちらかのチームが前半15分の間に得点しても終了せず、前半が終了する時間で多く得点したチームが勝利するという方式です。
もちろん前半で同点あるいは両チーム無得点ならば後半に突入し、後半終了まで続きます。
「ゴールデンゴール」と「シルバーゴール」の違い
サッカーの「ゴールデンゴール」と「シルバーゴール」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、サッカーの公式戦における延長戦の決着の付け方で、サドンデスであることは同じですが、その方式が違います。
つまり、前述のように「ゴールデンゴール」と「シルバーゴール」の最も大きな違いは、どちらかが得点をとった際に延長戦の前半15分を最後まで行うかどうかです。
その意味では、得点時にすぐに終了する「ゴールデンゴール」のほうがサドンデス性が高く、簡単に決着がつく方式であると言えるでしょう。
しかし、現在では両方とも採用されていません。
これは、この方式だと陽の当たり方、風向きやコートの状態によっては、どちらか一方に不利になるからです。
まとめ
この記事では、「ゴールデンゴール」と「シルバーゴール」の違いを、解説してきました。
特に2022年のW杯では、日本の試合を含めて多くの延長戦やPKが行われ、そこで勝敗が決着しました。
それは、以前に比べると世界のチームの間の実力の差が昔ほど離れていないということを意味しています。
その意味では今後の国際大会でも面白い試合がたくさん見られることでしょう。