柑橘系の果物の中で、香りを楽しむために料理などにかけて使用するものの代表といえばやはり「すだち」でしょう。
湯豆腐にかけて食べると爽やかな酸味が美味しいものです。
それでは、この「すだち」とはどういう意味でしょうか。
また、「シークワーサー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「すだち」と「シークワーサー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「すだち」とは?
「すだち」とは、みかんの仲間の柑橘系の果物で、その香りの強さから、料理に使われることが多いものです。
生産はほとんどが徳島県で行われており、ハウス栽培されているので一年中手に入れることができます。
「すだち」という名前は「酢が香る」という意味の「酢橘」から来ていると言われています。
「シークワーサー」とは?
「シークワーサー」とは、みかんの仲間の果物で、ヒラミレモンとも呼ばれている酸味が強い果物です。
沖縄ではポピュラーな果物で、地元では「レモン」と呼ばれることが多いものです。
「シークワーサー」とは沖縄の方言で「酢を食わせる」という意味で、それほど酸っぱいということを表しています。
「すだち」と「シークワーサー」の違い
「すだち」と「シークワーサー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの果物は、同じみかんの仲間あり、青いうちに収穫する酸味の強い果物であることは同じですが、そもそも違う種類のものなので味も使用法も違います。
もの2つの最も大きな違いは「すだち」はそのままで食べることはなく、料理に使用されることがほとんであるのに対して、「シークワーサー」のほうは料理にも使われますが、多くは果汁を飲んだり、ゼリーやアイスクリームに加工して食べます。
また、香りもかなり違い、「すだち」は独特の強い香りですが、「シークワーサー」は一般的なレモンなどと同様の柑橘系の香りです。
まとめ
この記事では、「すだち」と「シークワーサー」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、使用法が全く違いますが、どちらも爽やかで美味しいので、機会があれば試してみるのが良いでしょう。