この記事では、「きらびやか」と「華やか」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「きらびやか」とは?
きらりと輝くように見える光景を「きらびやか」といいます。
例えば、装飾が施された美しいドレスを身に付けている人々が大勢集まって踊る様子はまさに美しく、心を奪われるでしょう。
このように、きらっと目を惹き付けるように光っている様子や、飛び切り美しく輝いて見える物や人、光景に対して心から感動する気持ちを込めて「きらびやかな人だ」と感激する気持ちを表します。
「華やか」とは?
美しい花がたくさん咲いているその光景を「華やか」【はなやか】といいます。
赤や黄色、ピンク、白といった色とりどりの花が咲き乱れた光景はとても美しく、心がつかまれて躍るようです。
また、薔薇や牡丹、向日葵といった様々な種類の花が咲き乱れる光景はまさに「華やか」のように見えます。
このように、とてもあでやかだと感じる光景や、周囲の人よりも服装や化粧が派手な女性を指す言葉です。
「きらびやか」と「華やか」の違い
「きらびやか」と「華やか」の違いを、分かりやすく解説します。
きらりと光輝く光景を見て、人は心奪われたとき「きらびやか」といいます。
それほど目の前の光景はいつも以上に豪華な服を身につけて華々しく踊る人や、楽器を演奏する者、その周りには派手な装飾が施された布が掛かっているといった様子を表すのです。
もう一方の「華やか」はかなり派手に着飾る女性を指したり、花がたくさん飾られているといった状況を意味します。
「きらびやか」の例文
・『きらびやかな着物を着た年配の女性がとても美しく見えた』
・『東南アジアのきらびやかな民族衣装を着て踊る男女に目が奪われる』
「華やか」の例文
・『受付の女性は他の部署と比べて華やかな美人が選ばれる』
・『俳優陣の熱が入った演技は、華やかに飾られた舞台にも負けなかった』
まとめ
とても似ている言葉を2つご紹介しましたが、使い方や意味に違いがありますので、どのような状況のときに使えばいいか自分なりに考えて使いこなしてみるといいでしょう。