“affiliation”と“belong”は両者とも「所属する」を意味する英単語ですが、細かなニュアンスや用法が異なります。
二つの言葉の詳細な意味や使い方を知って、迷わず使い分けられるようにしましょう。
この記事では、“affiliation”と“belong”の違いを分かりやすく説明していきます。
「affiliation」とは?
“affiliation”は名詞としてのみ使用される単語で、「提携」「加入」「加盟」「所属」「参加」などの意味や、「(政治面などでの)友好的な関係」「合併」といった意味があります。
また、「養子の縁組」の意味で使用されることもあります。
「belong」とは?
“belong”は主に動詞としての役割を持った単語で、「所属する」「属する」「メンバーの一人である」などの意味があります。
上記のほかに、「(しかるべき場所に)存在する」「馴染んでいる」といった意味で用いられることもあります。
「affiliation」と「belong」の違い
“affiliation”と“belong”はどちらも「所属」を表現する単語ですが、ニュアンスや使用するシーンに違いがあります。
“affiliation”はどちらかというと「提携する」や「加入する」という意味合いが強く、状況によっては「所属する」を含むニュアンスで使用できる場合もあります。
一方“belong”は「所属する」を表現する最もポピュラーな単語として知られ、学校やビジネスなど多岐にわたる場面で使用されています。
次に、“affiliation”と“belong”の違いを分かりやすく解説します。
「affiliation」の例文
“affiliation”を「所属する」の意味合いで使用する場合は、政治やビジネスなどの場面で用いるイメージです。
・“He is affiliated with the Republican Party.”(彼は共和党に所属している)
また、“affiliation”のメインの意味とされる「提携する」の使い方も知っておきましょう。
・“My research center will be affiliated with other research centers.”(私の研究所は他の研究所と提携するつもりだ)
「belong」の例文
“belong”は「所属する」を表す際に最も多用される単語で、公私を問わず様々な場面で用いられています。
なお、“belong”の直後に“to”を付けて使用するのが一般的です。
・“I belong to the secretarial section.”(私は秘書課に属している)
・“My younger brother belongs to the table tennis club.”(私の弟は卓球部に所属している)
・“She belongs to the big family.”(彼女は大家族の一員だ)
まとめ
“affiliation”と“belong”は同じ意味で使用すると思いがちですが、詳細な意味や使うシチュエーションなどに違いがあることが分かります。
双方の単語を学んで、英語表現力をさらにアップさせましょう。
ぜひ英語学習の参考にしてください。
