この記事では、「ポンコツ」と「ドジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポンコツ」とは?
「ポンコツ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「壊れて解体される自動車のこと」という元の意味です。
2つ目は転じて「使い古したり、壊れたりした機械のこと」という意味です。
3つ目は更に転じて「間抜けで役に立たない人のこと」という意味です。
「ポンコツ」の言葉の使い方
「ポンコツ」は名詞・形容動詞として「ポンコツだ・である」「ポンコツ人間」などと使われます。
語源は古くなった車を解体する時に、タガネ(ノミ)やハンマーで叩く音を「ポン」「コツ」と擬音語化したものです。
「古い車を解体する音」から転じて「古くなって不具合のある機械」、更に転じて「間抜けで役立たずの人」に使われる様になりました。
「ドジ」とは?
「ドジ」とは、「間の抜けた失敗をすること」という意味です。
「ドジ」の言葉の使い方
「ドジ」は名詞・形容動詞として「ドジだ・である」「ドジを踏む」などと使われます。
語源は諸説あり、1つ目は「鈍遅(どんち)」という言葉、2つ目は「まちがえる」という意味の「とちる」という言葉、3つ目は「はっきりしない」という意味の「どぢくぢ」という言葉で、どれが正しいかははっきりしていません。
基本的に、「普通なしない様な間抜けな失敗をすること」に使われる言葉です。
「ポンコツ」と「ドジ」の違い
「ポンコツ」は「古い車を解体する音」から転じて「古くなって不具合のある機械」「間抜けで役立たずの人」という意味です。
「ドジ」は「普通なしない様な間抜けな失敗をすること」です。
「ポンコツ」の例文
「ポンコツ」の例文は以下の通りです。
・『ポンコツ車だがまだ動く』
・『テレビがもうポンコツだ』
・『後輩がポンコツで頼りない』
「ドジ」の例文
「ドジ」の例文は以下の通りです。
・『ドジを踏んでメールを誤送する』
・『試験に名前を書き忘れるというドジをやらかす』
・『ドジな後輩のしりぬぐいをさせられる』
まとめ
今回は「ポンコツ」と「ドジ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。