この記事では、「おとなしい」と「おしとやか」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「おとなしい」とは?
人の話を頷きながら静かに聞く方にまわる人を「おとなしい」といいます。
普段から発する言葉が少なく、自分の気持ちをあまり外に出しません。
周囲が盛り上がって楽しそうにしていても、一人だけ静かに微笑むといった姿も見せます。
また、怒ったとしても怒りを爆発させるというよりは震えつつ、自分の気持ちを抑えて我慢するのも「おとなしい人」に見られる特徴です。
「おしとやか」とは?
振る舞いが上品で、女性らしさを感じさせる人を「おしとやか」といいます。
品の良い手つきや仕草、笑い声を出すといったところも見られるのがこの女性の特徴です。
このような人は言葉の使い方も美しく、丁寧な敬語を使って話すところも繊細さを感じさせます。
また、人に対しての気配りや配慮も見せるといった優しさも感じられるのです。
「おとなしい」と「おしとやか」の違い
「おとなしい」と「おしとやか」の違いを、分かりやすく解説します。
口数があまり多くなく、会話しても相手の話を聞く方に徹する男性、女性問わず物静かな人を「おとなしい」といいます。
驚いたり、怖いと感じてもあまり表情に出さず、つらくてもじっと耐え偲ぶといった姿も見せるわけです。
また、一人でいる方が気楽な人も多く、読書したり、音楽を聴いて過ごします。
もう一方の「おしとやか」は品がある振る舞いや仕草、言葉の使い方を見せる素敵な女性を指す褒め言葉です。
「おとなしい」の例文
・『外ではおとなしい姉も、家族の前では急に感情的な女性になる』
・『おとなしい人は挨拶しても会釈するだけで、言葉で返してこない』
「おしとやか」の例文
・『3歳年下の妹は、口を手で隠しながらおしとやかに笑う』
・『おしとやかな女性は着物を美しく着こなし、男性の目を惹きつける』
まとめ
人の性格を指す言葉について2つご紹介しましたが、どのような人に合うか調べて、相手によって使いこなしてみるといいでしょう。