この記事では、「~が楽しみです」と「~を楽しみにしています」の違いを分かりやすく説明していきます。
「~が楽しみです」とは?
「~が楽しみです」の「が」は、格助詞で主格になります。
そのため、「~が」が強調されるので、「~」の主張が強くなります。
「~を楽しみにしています」とは?
「~を楽しみにしています」の「を」は、格助詞で直接対象格になります。
なので、「~」が何であれ、それを「楽しみにしている」ことが強調されます。
「~が楽しみです」と「~を楽しみにしています」の違い
「~が楽しみです」と「~を楽しみにしています」の違いを、分かりやすく解説します。
「~が楽しみです」は、「~」が強調されます。
一方、「~を楽しみにしています」は、「楽しみにしている」気持ちが強くなります。
また、「~が楽しみです」に入る「~」は、動作に関連した言葉を入れたほうが意味が通じやすくなりますが、「~を楽しみにしています」の「~」は、動作以外の言葉だけでも意味が通じます。
「~が楽しみです」と「~を楽しみにしています」には、これらのような違いが見られます。
「~が楽しみです」の例文
・『私は自然の中を歩くことが楽しみです』
・『私は食べることが楽しみです』
「~を楽しみにしています」の例文
・『明日、あなたにお会いできることを楽しみにしています』
・『私は今から週末のイベントを楽しみにしています』
まとめ
「が」と「を」は、普段からよく使われている格助詞です。
そのため、普段は特に気にしなくても、自然と使い分けをしながら、会話をしたり、文章を書いたりしているでしょう。
しかし、場合によっては、自分では分かっているつもりでいても、相手には分かりにくかったり、不自然な文章になってしまうことがあるかもしれません。
相手に誤解されないためにも、自分の気持ちを分かりやすく伝えていきたいものです。
改めて、「~が楽しみです」と「~を楽しみにしています」の言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。