「次回」と「次会」の違いとは?分かりやすく解釈

「次回」と「次会」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「次回」「次会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「次回」とは?

次回は、じかいと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、つぎや二番目といった意味を持っている次の漢字に、かいすうや一区切り等の意味を有する回の漢字を付け足す事により成立した言葉となっています。

だからこそ次回は、繰り返し行われている次の回という意味を表すのです。


「次回」の言葉の使い方

次回は、定期的に行われている物事の次の機会といった意味の言葉として使われています。

例えば、テレビ番組の次の放送回や、雑誌の連載の次の回という意味を表現する時等に、この次回という言葉が駆使されているのです。


「次会」とは?

次会は、じかいと読むのが正しい読み方となっています。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、直ぐ後に続く事とか、あるものに続く地位といった意味の次の漢字に、集まりや巡り会う事等の意味がある会の漢字を加える事で完成した言葉です。

以上の事から次会とは、直ぐ次に行われる会合を示します。

「次会」の言葉の使い方

次会は、後に開催される会合という意味で用いられる言葉です。

ただし2次会や3次会といった様に前に数字を付けて使用される言葉であり、特に結婚式や同窓会等の後に行われる会合に対して利用される言葉となっています。

「次回」と「次会」の違い

次回と次会の漢字表記を比較すれば、2文字目の漢字が回と会という違いがある事に気付けるものです。

所が最初の漢字は同じ次であり、読み方も同じ、じかいである点がややこしかったりします。

とはいえ次回は、漢字の通り次の回という意味を表すのです。

一方の次会の方も、次の会合といった意味を示します。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字がある上に、読み方も同じな点が厄介です。

そんな風にかなり似ている言葉同士ですが、指し示す意味合いには相違点を見出す事が出来ます。

ちなみに次回は、シンプルに次の回という意味で使われる言葉です。

対する次会の方は、後に行われる会合という意味の言葉として用いられています。