「力を身につける」と「知識を身につける」の違いとは?分かりやすく解釈

「力を身につける」と「知識を身につける」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「力を身につける」「知識を身につける」の違いを分かりやすく説明していきます。

「力を身につける」とは?

「力を身につける」の意味は以下の通りです。

1つ目は「筋肉を鍛え、物を持ち上げたり動かしたりする働きを強くすること」という意味です。

2つ目は「学門や技芸において、知っていることや腕前などを磨くこと」という意味です。

「力」は元々身体にあるものですので、「力をつける」が正しい言い方です。


「力をつける」の言葉の使い方

「力をつける」「力」「人や動物にもともと備わっている、自ら動き、または他の物を動かす働き」転じて「学問・技芸などの知っていることや腕前」という意味、「つける」「付ける」と書き「表面に密着させる」から転じて「ある性質・能力などがそなわるようにする」という意味、「力をつける」「学門・技芸などの知識や腕前がそなわるようにすること」になります。


「知識を身につける」とは?

「知識を身につける」の意味は「あるもごとについて、新しい言葉や意味を覚えること」です。

「知識を身につける」の言葉の使い方

「知識を身につける」「知識」「ある事柄などについて、知っている内容」という意味、「身につける」「身に付ける」と書き、「自分の能力として供えること」という意味、「知識を身につける」「ある事柄について知っている内容を能力としてそなわる様にすること」になります。

「力をつける」と「知識を身につける」の違い

「力をつける」「学門・技芸などの知識や腕前がそなわるようにすること」です。

「知識を身につける」「ある事柄について知っている内容を能力としてそなわる様にすること」です。

「力をつける」の例文

「力をつける」の例文は以下の通りです。

・『彼は筋トレにより腕の力をつけた』
・『プレゼンの力をつけるためにセミナーに通う』

「知識を身につける」の例文

「知識を身につける」の例文は以下の通りです。

・『ネットでオタクの知識を身につける』
・『本を読んで税務の知識を身につける』

まとめ

今回は「力を身につける」「知識を身につける」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。