「楽しみにしています」と「心待ちにしています」の違いとは?分かりやすく解釈

「楽しみにしています」と「心待ちにしています」の違いとは?違い

この記事では、「楽しみにしています」「心待ちにしています」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「楽しみにしています」とは?

気分が高まるような楽しい結果になることを願い、相手に期待感を込めて伝える言葉が「楽しみにしています」【たのしみにしています】です。

例えば、夕食にはご馳走が食べられるか期待したり、慰安旅行はどこだろうと考えては眺めがいい旅館に泊まれるよう胸を躍らせる自分の状態を表します。

このように、これから相手が何をして楽しませてくれるかおおいに期待する気持ちを示すのです。


「心待ちにしています」とは?

自分が相手に対して心から期待して待つ状態を「心待ちにしています」【こころまちにしています】といいます。

それほど心の中でこのようになればいいとかなり胸躍る気持ちで待つ気持ちを示せる言葉になるのです。

たいていは、いいことが起これば嬉しいと思う気持ちを表し、使い方としては「海外から日本に来るのを今から心待ちにしています」といったように、自分の期待感を丁寧な言葉で伝えます。


「楽しみにしています」と「心待ちにしています」の違い

「楽しみにしています」「心待ちにしています」の違いを、分かりやすく解説します。

相手がどのようなことを考えたり、行動して楽しい気持ちにさせてくれるか強く期待する気持ちを示すのが「楽しみにしています」です。

もう一方の「心待ちにしています」は、心より期待して吉報を待つ自分の状態を表せる言葉です。

いい話が聞けるように首を長くして待つ人の気持ちが如実に伝わりますので、相手としても期待に応えられるよう考えるでしょう。

「楽しみにしています」の例文

・『また一緒に工場で組み立てられるよう楽しみにしています』
・『もう一度海外で市場を増やせる日を楽しみにしています』

「心待ちにしています」の例文

・『社員の士気が高まるいい結果を心待ちにしています』
・『貴方から素敵な手紙を送ってくれるのを心待ちにしています』

まとめ

相手へ自分がいかに期待しているか伝えられる言葉ですが、少し意味に違う点がありますので、どのような状況でどう使えば自分の気持ちをしっかり伝えられるか示してみるといいでしょう。

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