「よりすぐり」と「えりすぐり」の違いとは?分かりやすく解釈

「よりすぐり」と「えりすぐり」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「よりすぐり」「えりすぐり」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「よりすぐり」とは?

数ある物の中でも上質であったり、価値があると思うものからさらに厳選して選んだという意味がある言葉が「よりすぐり」です。

いくつもの選択肢の中からこれだと思う物であるからこそ、客が満足のいく商品に巡り会える機会を与えて買わせます。

言葉の使い方としては、「よりすぐりの服」といい、素材や縫い方が他の商品より優れていると伝えられるのです。


「えりすぐり」とは?

「よりすぐり」とまったく同じ意味で使われているのが「えりすぐり」です。

多くの中から少しでも良い物を選んでいるといった気持ちを込めて使います。

とくに、いくつもある物の中でもかなり素材に拘りがあったり、見た目も素晴らしいといった商品を厳選した状況を指すわけです。

また、選び抜かれた人材であるため、より質がいい仕事がこなせるだろうと伝えられます。


「よりすぐり」と「えりすぐり」の違い

「よりすぐり」「えりすぐり」の違いを、分かりやすく解説します。

「選る」「すぐる」という言葉が掛け合わさった言葉であり、より相手の条件に合う物を勧めるといった意味で使われているのが「よりすぐり」です。

何十種類とある品物の中でもかなりお勧めできる物を指したり、知識がある人でより質がいい仕事ができると伝えるときにも使われています。

「えりすぐり」も同様に選び抜いた良い物や人であると伝えられる言葉ですが、「よりすぐり」よりかなり選び抜かれた物であると伝えられる言葉です。

「よりすぐり」の例文

・『よりすぐりの霜降りな国産牛が海外でかなり売れている』
・『高学歴で高度な能力を持つよりすぐりの人ばかりを集めた』

「えりすぐり」の例文

・『えりすぐりの彼等は、企業の右腕としておおいに活躍する人材になる』
・『店の中でもえりすぐりの砂時計を客に見せると購入してくれた』

まとめ

どちらも同じ意味を持つ言葉であり、使い方もさほど変わりませんが、より強く勧めたいと思う気持ちが含まれている言葉が「えりすぐり」と覚えておくといいでしょう。