目上の人に対して、何かややこしいことがあるためにうまくいくか心配であるような時に使うのが「お間違えのないよう、お気をつけください」という言い方です。
それでは、この「お間違えのないよう」とはどういう意味でしょうか。
また、「お間違いのないよう」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「お間違えのないよう」と「お間違いのないよう」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お間違えのないよう」とは?
「お間違えのないよう」とは、何かを行うにあたって、間違えることを心配してかける言葉です。
つまり、「間違える」という事態を回避したいというのが発信者にとって意識する部分となります。
「お間違いのないよう」とは?
「お間違いのないよう」とは、何かを行うにあたって、間違うことを心配してかける言葉です。
つまり、「間違う」という事態を回避したいというのが発信者にとって意識する部分となります。
「お間違えのないよう」と「お間違いのないよう」の違い
「お間違えのないよう」と「お間違いのないよう」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、「間違っては大変なので」という意味を持つ言葉の敬語表現であることは同じですが、実は若干のニュアンスの違いがあります。
それは、前述のように、それぞれ元になっている動詞の違いからくるものです。
すなわち、「お間違えのないよう」の元になっている動詞は「間違える」であり、「お間違いのないよう」の場合は「間違う」です、この2つの動詞は一般的には区別なく同じように使われていますが、微妙な違いは「間違う」には「正しくない状態にしてしまう」という総合的な意味があるのに対して、「間違える」には「取り違える」というニュアンスが入ってくるという部分です。
そして、この違いがそのまま「お間違えのないよう」と「お間違いのないよう」にも反映されています。
まとめ
この記事では、「お間違えのないよう」と「お間違いのないよう」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、その違いを一般的には特に意識する必要はないのですが、相手が意図して使い分けている場合もあり得るので、その時にはこの記事で説明した違いを思い出してください。