この記事では、「引っ越し」と「引越し」の違いを分かりやすく説明していきます。
「引っ越し」とは?
「引っ越し」は「ひっこし」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「家具を移動させて、居住地を他へ移すこと」という意味です。
2つ目は転じて「元あった場所から別の場所に移動させること」という意味です。
「引っ越し」の言葉の使い方
「引っ越し」は名詞として「引っ越しする・した」「引っ越し手続き」などと使われます。
動詞「引く」「越す」の連用形「引き+越し」が組み合わさって名詞化した複合語です。
言葉にするといいにくいことから「き」が「っ」に変わったもので、元々は「引っ越し」と表現されていました。
「引越し」とは?
「引越し」も「ひっこし」と読みます。
意味も上記の「引っ越し」と同じです。
「引越し」の言葉の使い方
「引越し」は、名詞として使われ、主に「引越し業者」「引越し作業」など、ビジネス文書で使われることが多くなります。
上記で紹介した「引っ越し」が変化した語で、文化庁により「読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことができる」と定められている為に、変化した語で、間違いではありません。
「引っ越し」と「引越し」の違い
「引っ越し」は「引き+越し」が組み合わさった複合語で、元の形です。
「引越し」は「引っ越し」から変化した表記で、業界用語などに使われることの多い語です。
「引っ越し」の例文
「引っ越し」の例文は以下の通りです。
・『引っ越し祝いをもらう』
・『友人に引っ越しを手伝ってもらう』
・『データの引っ越しをする』
「引越し」の例文
「引越し」の例文は以下の通りです。
・『引越し業者に見積もりを出す』
・『引越し手続きは非常に面倒だ』
・『引越しの単身パックを利用する』
まとめ
今回は「引っ越し」と「引越し」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。