この記事では、「嬉しい」【うれしい】と「喜ぶ」【よろこぶ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「嬉しい」とは?
心が躍るような楽しいことが起きたとき湧き出る感情が「嬉しい」【うれしい】です。
幸せと思う感情に全身が包まれて、このうえない喜びで満たされた状態の感情を指します。
気持ちを表す形容詞の後に名詞を掛け合わせるのが一般的な使い方です。
自分の望みどおりになったことへの気持ちが高鳴り、ありがたいといった気持ちを表します。
「喜ぶ」とは?
自分が心の底から嬉しいと思う気持ちを仕草にしたり、表情で表す動詞を「喜ぶ」【よろこぶ】といいます。
自分が待ち望んでいたような結果になったとき満たされた気持ちと楽しく弾む充実感に包まれたとき見せる感情表現です。
例えば、何年も待って子供が生まれたとき、かなり充実した気持ちに包まれた人は抑えきれない喜びに包まれます。
「嬉しい」と「喜ぶ」の違い
「嬉しい」と「喜ぶ」の違いを、分かりやすく解説します。
楽しいと思う気持ちから満足感に包まれると湧き上がる感情を「嬉しい」といいます。
幸福感にも似た気持ちに包まれた人の気持ちを表す言葉です。
「私は嬉しい」といった使い方して、自分の心躍る様を表します。
もう一方の「喜ぶ」は期待していた通りに物事が進んだことが嬉しいと思ったときに見せる感情です。
主に、感極まった状態で嬉しさを思い切り表現するときに使います。
「嬉しい」の例文
・『姉が理想的な男性と結婚できたことが心から嬉しいと思う』
・『出張から帰ると、家族が笑顔で出迎えてくれたので嬉しい』
「喜ぶ」の例文
・『癌治療がすべて終わり、普通の暮らしができる生活に喜ぶ』
・『就職活動が終わり、友人と歌って喜ぶ兄の姿に涙が出た』
まとめ
どちらも人の胸が躍る感情を表す言葉ですが、少し意味に違いがありますので、自分なりに使い方を工夫して今の感情を表現してみるといいでしょう。
