「されます」と「されています」の違いとは?分かりやすく解釈

「されます」と「されています」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「されます」「されています」の違いを分かりやすく説明していきます。

「されます」とは?

「~をする」という意味です。

「され」「される」のことで、「する」の尊敬の意を表します。

たとえば、ある人は読書が趣味で、毎日本を読んでいるとします。

このことを「○○さんは毎日読書をする」といいます。

これを丁寧な言い方にすると、「○○さんは毎日読書をされます」となります。

読書をする○○さんに敬意を表す言い方です。

また、「される」には「する」の受け身の意もあります。

この意味では「劇場で上演されます」のような使い方をします。


「されています」とは?

「~しています」という意味です。

「ています」は、動作や状態が続いて現在にいたること、動作や作用の結果が現在もあること、現在の状態を表す語です。

たとえば、ある人が今読書をしている最中だとします。

これは「○○さんは読書をしています」と表現します。

丁寧な言い方にすると「○○さんは読書をされています」となります。

○○さんに敬意を表す言い方です。

「設置されています」「発表されています」など、受け身の意でも使います。


「されます」と「されています」の違い

「されます」「されています」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は「~する」という意味で、後者は「~している」という意味です。

読書を例にすると、前者の場合はある人は読書をする人だという意味になり、後者の場合はある人は今読書をしているという意味になります。

後者は現在の状態を表すのです。

どちらも敬意を込めている点は同じです。

また、受け身の意でも使用をします。

「上演されます」の場合は、これから上演するという意味で、「上演されています」の場合は、今上演しているという意味になります。

これも後者は現在の状態を表します。

まとめ

「てい」が入っていない、入っているの違いによって、意味に違いがでてきます。