「1センチ」と「10ミリ」はどちらも長さを表していますがどのような違いです使い分けられているのでしょうか。
今回は、「1センチ」と「10ミリ」の違いを解説します。
「1センチ」とは?
「1センチ」とは、「1メートルの100分の1に当たる長さ」を指す言葉です。
「1センチ」の使い方
長さを表す単位は歴史上世界の各地でさまざまな基準が独自に定められてきました。
よく見られるのが人体各部の長さを基準にしたもので足の長さを基準にしたフィートや指の幅を基準にしたインチなど現在使われている単位の中にも人体を基準にしたものが見られます。
「1センチ」は長さの単位である1メートルの100分の1を表します。
1メートルは地球の大きさを基準になめられた長さの単位で、北極から赤道まで子午線の距離を測りその距離の10000分の1が1メートルと定められました。
現在は光が一定時間に真空中を進む距離という基準に改められていますが、そのようにして定められた1メートルの100分の1が「センチメートル」通称「センチ」で「1センチ」はセンチ1つ分の長さです。
「10ミリ」とは?
「10ミリ」とは、「1メートルの1000分の1を10倍した長さ」です。
「10ミリ」の使い方
1メートルの1000分の1に当たる長さの単位を「ミリメートル」通称「ミリ」といいます。
「10ミリ」は1ミリm先の10倍にあたる長さです。
「1センチ」と「10ミリ」の違い
1メートルの100分の1に当たる長さが「1センチ」、1メートルの1000分の1を10倍した長さが「10ミリ」と単位は異なりますが表している長さは同じです。
単位の基準としてセンチを用いる場合は「1センチ」と表し精密な図面など単位の基準としてミリを用いる場合は「10ミリ」と使い分けられますが、長さそのものに違いはありません。
まとめ
「1センチ」と「10ミリ」は同じ長さを異なる単位で表しています。
長さを表す単位は他にもあるので混同しないよう注意してください。