南国の島ハワイに行くとまず聞いたり話したりするのが「アロハ」という挨拶です。
どんな時間でもどんな状況でも使える言葉として有名です。
それでは、この「アロハ」とはどういう意味でしょうか。
また、「マハロ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「アロハ」と「マハロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アロハ」とは?
「アロハ」とは、ハワイ諸島の原住民であるポリネシア人が話しているハワイ語において、オールマイティな挨拶の言葉として使われるものです。
さらに、挨拶だけではなく、「愛」や「誇り」というような意味も持っています。
アルファベットでは、「Aloha」と記述しますが、もともとハワイ語は話し言葉なので、アルファベットは発音に当てはめて付けられたものです。
「マハロ」とは?
「マハロ」とは、アルファベットでは「Mahalo」と書き、ハワイ語において「ありがとう」という意味をもつ言葉です。
たくさんと言う意味を持つ「ヌイ」を付けて「マハロ・ヌイ」と言えば「thank you very much」という意味になります。
「アロハ」と「マハロ」の違い
「アロハ」と「マハロ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、ハワイ諸島の共通語として一部で話されているハワイ語の単語であることは同じですが、そもそも意味が違います。
つまり、「アロハ」はこんにちは、おはよう、などの挨拶として使われますが、「マハロ」はありがとうというお礼を示す時の言葉です。
両方とも頻繁に使われる言葉ですが、使われるシチュエーションの多さで言えば「アロハ」のほうが格段に上です。
まとめ
この記事では、「アロハ」と「マハロ」の違いを、解説してきました。
ハワイ語というのは、ハワイ諸島に暮らしていたポリネシア人が話していた言葉ですが、すでに現代のハワイ人はポリネシア人直系の子孫も含めてほとんどの人は英語を日常会話に使用しており、話すことができる人もすでに高齢になっているため、消滅が危惧される言語として定義されている。