「幸せ」と「倖せ」の違いとは?分かりやすく解釈

「幸せ」と「倖せ」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「幸せ」【しあわせ】と「倖せ」【しあわせ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「幸せ」とは?

自分だけが十分に心が満たされていると感じる状態を「幸せ」【しあわせ】といいます。

何においても不満がない状態であり、幸福感に満たされていて嬉しいと思う気持ちである状態を指すわけです。

仕事でも私生活においても一切の不満がなく、快適で楽しいと思う日々が送れているその現実こそが望ましい状態になります。

また、他人よりも恵まれた人間関係が築けたり、運が良いといった人生を指すのです。


「倖せ」とは?

人とつながって自分の心が満たされた状態になることを「倖せ」【しあわせ】といいます。

心と心が一心同体になったようにつながると楽しい、嬉しいといった気持ちに包まれるのです。

このことで寂しさを感じることもなく、満たされた気持ちになります。

また、自分だけ心が満たされるのではなく、心がつながる人も幸福感に包まれている状態であればより「幸せ」と思うようになるのです。


「幸せ」と「倖せ」の違い

「幸せ」「倖せ」の違いを、分かりやすく解説します。

不満がまったくなく、幸福に感じる日々はまさに「幸せ」です。

運も良く、金銭的、人脈にも恵まれている状況である状態も幸福になるには重要になります。

もう一方の「倖せ」は自分だけではなく、周囲にいる人もみな幸福感に包まれている状態で、楽しい気持ちで繋がれる状態であるからこそ生まれるものです。

「幸せ」の例文

・『大好きな犬と景色が良い海沿いを歩くだけで幸せな気持ちになる』
・『妹が幸せそうな顔を見せると嬉しくなり、心が踊ってしまう』

「倖せ」の例文

・『本当の倖せを求めて、人が多い場所へ毎日通うようになった』
・『何気なく送る日常生活でも些細な倖せを積むことが大事である』

まとめ

似ている言葉を2つご紹介しましたが、使う場面に違いがありますので、自分なりにどう使えばその状況をうまく伝えられるか学んでみるといいでしょう。