この記事では、「三三七拍子」と「三本締め」の違いを分かりやすく説明していきます。
「三三七拍子(さんさんななびょうし)」とは?
「三三七拍子」とは、「タンタンタン タンタンタン タンタンタンタンタンタンタン」のリズムのことです。
応援ではお馴染みのリズムである他、祝い事や祈念など縁起担ぎとしてや、アミューズメントパークでのアトラクションなどにも用いられています。
「三三七拍子」の発祥ですが、明治大学應援團の初代団長である相馬基が考案したとされ、1921年(大正10年)の早稲田大学対抗試合にて初披露されました。
その後、東京六大学野球の応援に使われたの機に全国的へ広まり、日本における応援の代表的手法として定着したのでした。
「三本締め(さんぼんじめ)」とは?
日本には祝い事や宴席などの最後に物事が無事に終わったことを祝って「手締め」を行う習慣があり、「手締め」は大きく分けて「一本締め」、「三本締め」、「一丁締め」の3つがあります。
まず、「一本締め」は「(お手を拝借)(よーおっ)タタタン タタタン タタタンタン」のリズムで手を叩くことです。
そして、「三本締め」とは、「一本締め」を3セット繰り返すことであり、「(お手を拝借)(よーおっ)タタタン タタタン タタタンタン(よっ)タタタン タタタン タタタンタン(もう一丁/それっ)タタタン タタタン タタタンタン」のリズムで手を叩くことです。
「手締め」と言えば、基本的にこの「三本締め」を行うことが多く、理由としては、「3拍×3回=9拍(九拍)」、「九=苦」に1拍加えることで「九」が「丸」となり、物事が無事に丸くおさまったことへの感謝を捧げるという意味が込められています。
「三三七拍子」と「三本締め」の違い
「三三七拍子」と「三本締め」の違いを、分かりやすく解説します。
「三三七拍子」は「タンタンタン タンタンタン タンタンタンタンタンタンタン」のリズムのことであり、「三本締め」は「タタタン タタタン タタタンタン タタタン タタタン タタタンタン タタタン タタタン タタタンタン」のリズムで手を叩くことです。
まとめ
「三三七拍子」と「三本締め」は刻むリズムに主な違いがありました。