この記事では、「されてます」と「されています」の違いを分かりやすく説明していきます。
「されてます」とは?
「 ~している」という意味です。
「され」は「される」のことで、「する」の尊敬の意を表す語、「する」の受け身の意を表す語です。
この前に何を述べているかによって、どちらの意味で使っているのかが変わります。
「ます」は敬意を表す語です。
たとえば、「準備されてます」という使い方をします。
これはある物や状態が整っているという意味です。
この場合は受け身の意味で使っています。
「復帰されてます」という使い方もあります。
この場合は、復帰した人を敬っている意味になります。
「されています」とは?
「~しています」という意味です。
「います」の「い」は「いる」のことです。
「~ています」の形で使って、現在の状態を表したり、動作や作用が現在まで続いていることを表したり、動作や作用の結果が現在もあることを表したりします。
たとえば、「使用されています」という使い方をします。
この場合は受け身の意で用いています。
そして、現在の状態を表しています。
「読書をされています」とすると、本を読んでいる人への尊敬の意になります。
そして、ある動作が現在まで続いていることを表します。
それが昔のことであれば「~ました」となります。
「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「されてます」と「されています」の違い
「されてます」と「されています」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉も意味に違いはなく、「~している」という意味になります。
使い方にも違いはなく、同じ使い方ができます。
また、会話でも文章でも使われています。
後者の方が丁寧な印象だと感じる人もいます。
人によって感じ方は異なります。
後者の方が公の場で使うにはふさわしいでしょう。
まとめ
2つの言葉の意味や使い方に違いはありません。
どちらの方が丁寧に感じるか、人によって異なります。