「12歳以下」と「12歳以上」はどちらも12歳を基準にして分けるときに使う表現です。
この2つは具体的にどこが違うのでしょうか。
今回は、「12歳以下」と「12歳以上」の違いを解説します。
「12歳以下」とは?
「12歳以下」とは、「12歳と12歳よりも下の年齢」を指す言葉です。
「12歳以下」の使い方
「12歳以下」の「以下」は「その数とそれよりも下の全ての数」を指す表現です。
「12歳以下」は「12歳を含むそれよりも下の年齢すべて」を表しています。
12歳までを対象にすること意味する表現であり13歳は対象から外れます。
「12歳以上」とは?
「12歳以上」とは、「12歳と12歳よりも上の年齢」を指す言葉です。
「12歳以上」の使い方
「12歳以上」の「以上」は「その数とそれよりも上の全ての数」を指す表現です。
「12歳以上」は「12歳を含むそれよりも上の年齢すべて」を表します。
12歳を上回る全ての年齢を対象にする場合に用いる表現で11歳は対象に含まれません。
「12歳以下」と「12歳以上」の違い
「12歳以下」と「12歳以上」の違いは「12歳よりも下か上か」です。
どちらも12歳を含んだ対象年齢を示す表現ですが12歳を含みそれよりも下の年齢を表すのが「12歳以下」、12歳を含みそれよりも上の年齢を表すのが「12歳以上」です。
どちらも12歳を含んでいるため両方を同時に使うと12歳の人はどちらにも含まれることになります。
12歳を基準にして分けるときに使うのが掲げている年齢を含まずにそれよりも下の数すべてを示す「未満」です。
「12歳以下は100円、12歳以上は200円」だと12歳は100円と200円の両方が当てはまってしまいますが「12歳未満は100円、12歳以上は200円」ならば12歳を含まないそれよりも下の年齢、つまり11歳以下は100円で12歳よりも上が200円になります。
まとめ
「12歳以下」と「12歳以上」は年齢がそれよりも下か上かで区別されます。
どちらも12歳を含むので同時に使うと重複表現になってしまいます。
12歳を基準に区別する場合は「未満」を使いましょう。