万一の事態に備えて加入する保険の種類として「生命保険」と「終身保険」があります。
この2つの保険はそれぞれどのようなもので何が違うのでしょうか。
今回は、「生命保険」と「終身保険」の違いを解説します。
「生命保険」とは?
「生命保険」とは、「病気や怪我、死亡に対して保険金が支払われる保険」のことです。
「生命保険」の使い方
毎月一定額の掛け金を支払うことで契約条項を満たす出来事が起きた時にまとまったお金が支払われる仕組みのことを「保険」といいます。
一般的には起きるかどうか不確定な事態に備えて加入するもので、自動車事故の発生時にお金が支払われる「自動車保険」や盗難被害にあった時にお金を受け取れる「盗難保険」など保険にはさまざまな種類があります。
保険の中でも病気や怪我、死亡など生命に関する事態を対象にした保険が「生命保険」です。
病気や怪我の治療費を補償する「医療保険」と契約者の死亡時にお金が支払われる「死亡保険」の2つの保険を合わせて「生命保険」と呼んでいます。
「終身保険」とは?
「終身保険」とは、「満期がなく一生涯加入できる保険」のことです。
「終身保険」の使い方
保険には契約期間が定められているものと契約期間の定めがないものの二種類が存在します。
契約期間の定めがなく一生涯加入し続けられる傷害保険や死亡保険のことを「終身保険」といいます。
「生命保険」と「終身保険」の違い
傷害保険や死亡保険など人の健康と命を対象にした保険が「生命保険」、健康と命を対象にした保険のうち満期がなく一生涯加入できるものが「終身保険」という違いで区別されます。
「生命保険」の中で満期がなく一生涯加入できるのが「終身保険」です。
「生命保険」の例文
・『生命保険に加入する』
・『病気になったが生命保険に加入していたので治療費の心配はいらない』
「終身保険」の例文
・『高齢になるほど終身保険に加入しづらくなる』
・『保険に入るなら終身保険がいい』
まとめ
「生命保険」と「終身保険」は満期の有無で区別されます。
保険加入においてとても重要な違いなので正しく理解しておきましょう。