ごみは「家庭ごみ」と「事業系ごみ」に大別されます。
2つのごみにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「家庭ごみ」と「事業系ごみ」の違いを解説します。
「家庭ごみ」とは?
「家庭ごみ」とは、「一般家庭から出るごみ」を意味する言葉です。
「家庭ごみ」の使い方
日常的な生活において排出される一般家庭のごみを指します。
調理した後に出る野菜くずなどの生ごみや紙くずなどの可燃ごみ、燃やせない不燃ごみなどいくつかの種類に分類されますが一般家庭から排出されるごみは全て「家庭ごみ」です。
「家庭ごみ」の収集と処分は自治体が担当し、ごみの収集車や焼却処分場なども自治体が運営します。
「事業系ごみ」とは?
「事業系ごみ」とは、「店や事務所など事業施設から排出されるごみ」を指す言葉です。
「事業系ごみ」の使い方
会社や店舗、施設や団体が排出するごみ全般を指します。
事業活動に伴って排出されるごみが「事業系ごみ」であり燃えるごみから粗大ごみまで事業所から出たごみは全て「事業系ごみ」として扱われます。
「家庭ごみ」と「事業系ごみ」の違い
「家庭ごみ」と「事業系ごみ」の違いは「排出元」です。
一般家庭から排出されるのが「家庭ごみ」、会社やお店など一般家庭以外の事業所に分類されるところから排出されるのが「事業系ごみ」というどこから排出されたごみなのかの違いで区別します。
「家庭ごみ」は自治体が収集や処分を担当するのに対し「事業系ごみ」は排出元である事業者が責任をもって処分するよう義務付けられています。
一般的には入居しているビルの管理会社や清掃会社が処分を請け負っていることが多いので業者に委託するなど適切な方法で処分するのがルールです。
まとめ
「家庭ごみ」と「事業系ごみ」はどこから出たごみなのかによって区別されます。
ごみの種類ではなく排出元によって区別されるので同じごみでも家庭から出たのと事業所から出たので扱いが異なります。
適切に処分しないと違法行為になってしまうので違いを正しく理解しておきましょう。
