この記事では、「基礎代謝」と「基礎体温」の違いを分かりやすく説明していきます。
「基礎代謝」とは?
「基礎代謝」は「きそたいしゃ」と読みます。
意味は「人が生命を維持する為に、最低限必要なエネルギーのこと」です。
体温・呼吸・脈拍・血圧など、人が生きていく上で必要最低限の活動を維持する為に使うエネルギーのことを表します。
「基礎代謝」の言葉の使い方
「基礎代謝」は名詞として「基礎代謝を上げる」「基礎代謝が少ない」などと使われます。
「基礎+代謝」で成り立っている語で、「基礎」は「ある物事を成り立たせる大もとの部分」という意味、「代謝」は「生体内で、物質が次々と化学的に変化して入れ替わり、エネルギーを生じさせること」という意味です。
「基礎代謝」はダイエットや体重調整する上での目安となり、身長・体重・年齢を元に算出できます。
「基礎体温」とは?
「基礎体温」は「きそたいおん」と読みます。
意味は「人が生命を維持する上で、必要最低限のエネルギーしか消費していない状態での体温のこと」です。
動いていたり、精神的に興奮していたりなど、体温に影響を与える条件がない時に測定した体温のことで、一般的に起床時の安静な状態で測ります。
「基礎体温」の言葉の使い方
「基礎体温」は名詞として「基礎体温を測る」「基礎体温グラフを付ける」などと使われます。
女性が妊活する時に使われることが多く、基礎体温を記録することにより、黄体ホルモンによる体温の変化から、排卵日が分かります。
測定には専用の「婦人体温計」を使用します。
「基礎代謝」と「基礎体温」の違い
「基礎代謝」は「人が生命を維持する為に、最低限必要なエネルギーのこと」です。
「基礎体温」は「人が生命を維持する上で、必要最低限のエネルギーしか消費していない状態での体温のこと」です。
まとめ
今回は「基礎代謝」と「基礎体温」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。