「主催」と「主管」の違いとは?分かりやすく解釈

「主催」と「主管」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「主催」「主管」の違いを分かりやすく説明していきます。

「主催」とは?

「主催」とはそのイベントや催し物を開催した人や会社です。

こういったイベントをしようと企画しイベント開催に必要となる資金も出した人や会社が「主催」として書かれます。

複数企業が合同で企画したイベントもありますが、そういったイベントではすべての企業ではなく音頭を取った一つの企業が「主催」となり、複数企業が対等の企画ではまた共催や共同「主催」と表記されるでしょう。

そのイベントで問題が発生すれば「主催」の責任になりますが基本的にそのイベントで得られる利益も「主催」のものです。


「主管」とは?

「主管」とはイベントなどの催し物の管理を任された人や団体です。

こういったイベントを開催したいと考えても実際にイベントを開催するにあたってどう進行すればいいのか、トラブルを起きさせないためにはどう対策すれば良いのかわからないという団体も多いでしょう。

そうなるとそうしたイベントの管理ができる団体に委任してしまうのが手っ取り早く、自分の企画したイベントを自分の代わりに管理してくれるよう任せた相手を「主管」として表記します。

「主管」は基本的にお金をもらって管理する立場なので、イベントが成功してもその利益が「主管」のものになることはありません。


「主催」と「主管」の違い

「主催」「主管」の違いを、分かりやすく解説します。

イベントを企画し開催するための資金なども出した人や団体が「主催」で、そういった人にイベントの管理を任された団体が「主管」です。

イベントがあれば必ず「主催」となる人や団体はいますが、必ず他の団体に管理を任せないといけないわけではないので「主管」がいるとは限りません。

まとめ

イベントをメインの立場で開催した人や団体が「主催」で、イベントの管理進行を任された人や団体が「主管」になります。

「主管」は管理を任されているのでアクシデントが起きるなどの失敗があれば責任を負いますが、最高責任者はたとえ管理する立場にいなかったとしてもイベントを企画した「主催」です。