この記事では、「ソシオパス」と「エンパス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ソシオパス」とは?
反社会性パーソナリティ障害に含まれている「ソシオパス」は、社会的に決められた規則を守ろうとしません。
社会性に欠如しているため、周囲の人に目を向けて一緒に行動しませんが、自分の思うように気持ちをコントロールしたがるところがあります。
また、自己愛が普通の人よりも強いので、自分を傷つける人に対して激しく怒りをぶつけます。
「エンパス」とは?
相手と同じ気持ちを共有する共感力に長けていることを「エンパス」といいます。
人がつらいと思っているとき、その感情にすぐ移入できる優れた能力を持つのです。
このような人は周囲に打ち溶け込める能力に長けているため、付き合いやすいところがあります。
生まれつき感情移入できる能力が備わっていて、周囲のエネルギーをうまく読み取る力が備わっている人を指す言葉です。
「ソシオパス」と「エンパス」の違い
「ソシオパス」と「エンパス」の違いを、分かりやすく解説します。
社会的な規則を守ろうとせず、人を精神的に傷つけても平然としているのが「ソシオパス」です。
すぐに怒りを爆発させたり、衝撃的な行動を見せる場合もあるわけです。
もう一方の「エンパス」は他人が今どのような状況にいて、どう思っているか読み取り、受け入れられる器を持ちます。
生まれつき相手に感情移入しやすく、他人の痛みが分かるため共感しやすいのです。
「ソシオパス」の例文
・『無意識に相手へ共感して考え込むソシオパスが増えている』
・『繊細すぎて、相手の気持ちを気にしてしまうのがソシオパスだ』
「エンパス」の例文
・『人間関係をうまくきずけないエンパスは親友がいない』
・『エンパスは衝動的な行動を見せるため、周囲を驚かせる』
まとめ
どちらも普通の人より特殊な行動、言葉を発してしまう者を指しますが、自分なりに異なる点を深堀して、比較してみるといいでしょう。