この記事では、ホンダのシビック「EG4」と「EG6」の違いを分かりやすく説明していきます。
「EG4」とは?
「EG4」とは、正式には、ホンダ・E-EG4でFF車を代表する5代目セダン型シビックの無鉛ガソリン(レギュラー)で通常タイプとなります。
1994年モデルは、車両重量が1010kgでエンジン形式がD15B、総排気量が1500CC(1495CC)の1分間あたり6800回転時に130馬力に到達します。
最小回転半径は、4. 9mとなっており非常に小回りの利く車です。
タイヤは、175/65R14 82Hで、タイヤ幅175mm、タイヤ外径583mm、ホイール径14インチ、扁平率65、負荷能力475kg、最高速度H区分210km/hとなっています。
「EG6」とは?
「EG6」とは、正式には、ホンダ・E-EG6でFF車を代表する5代目セダン型シビックの無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)でスポーツタイプとなります。
1994年モデルは、車両重量が1070kgでエンジン形式がD15B、総排気量が1600CC(1595CC)の1分間あたり7800回転時に170馬力に到達します。
最小回転半径は、5. 3mとなっており、「EG4」よりやや大回りです。
タイヤは、195/55R15 83Vまたは84Vで、タイヤ幅195mm、タイヤ外径595mm、ホイール径15インチ、扁平率55%、83で負荷能力487kg、84で負荷能力500kg、最高速度V区分230km/hとなっています。
「EG4」と「EG6」の違い
「EG4」と「EG6」の違いを、分かりやすく解説します。
「EG4」は、車両重量1010kg、総排気量1500CCの最高出力130馬力レギュラーガソリン車で、タイヤが小さく最小回転半径4. 9mであるのに対し、「EG6」は、車両重量1070kg、総排気量1600CCの最高出力170馬力ハイオクガソリン車で、タイヤが大きく最小回転半径5. 3mという違いがあります。
スポーツタイプは完全上位互換と思いがちですが、総排気量の増加に伴い車重が60Kg増えていることやタイヤ性能の向上に合わせてサイズが増加することで最小回転半径が増加していることには注意が必要です。
まとめ
「EG4」と「EG6」の違いを説明しました。
「EG4」は、1500CCのレギュラーガソリン車です。
「EG6」は、1600CCのハイオクガソリン車です。
スポーツタイプは、馬力が大きくタイヤ性能を向上させていますが、車重が60kg増加し、最小回転半径が通常の4. 9mから5. 3mに増加しています。