レコードには「7インチ」と「12インチ」のサイズがあります。
2つのレコードにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、レコードの「7インチ」と「12インチ」の違いを解説します。
「7インチ」とは?
レコードの「7インチ」とは、「主にシングル盤として用いられる小さいサイズのレコード」です。
「7インチ」の使い方
表面に溝を刻んで音を記録するレコードは物理的な大きさによって録音可能時間が決まります。
レコード盤を大きくすればするほどの録音時間は延びますが現実問題としてプレイヤーが対応できなくなるのでレコード盤には規格が設けられ収録する曲数によって使い分けられています。
主に1?2曲を収録するシングル盤として使われているレコードが「7インチ」と呼ばれる直径約17センチのものです。
限られた曲数を録音し再生できることを意味する「Extend Playing」の頭文字を取って「EP盤」とも呼ばれ録音時間は片面約5?8分、回転数は45回転です。
「12インチ」とは?
「12インチ」とは、「主にアルバム用に用いられる大きいサイズのレコード」です。
「12インチ」の使い方
直径が約30センチで録音時間は片面で25分、回転数は33回転なのが「12インチ」のレコードです。
表面積が広く長時間で高音質の録音が可能でLP盤と呼ばれます。
レコードの「7インチ」と「12インチ」の違い
レコードの「7インチ」と「12インチ」は物理的な大きさが違います。
録音可能時間も「7インチ」は最大8分程度なのに対し「12インチ」は25分と長く、それぞれ単独の楽曲を収録するシングル盤と複数の曲で作品を構成するアルバム盤という形で使い分けられています。
「7インチ」の例文
・『7インチのレコードを再生する』
・『7 インチのレコードには 1?2曲しか収録できない』
「12インチ」の例文
・『12インチのレコードでアルバムを発売する』
・『12インチレコードはジャケットも魅力のひとつだ』
まとめ
レコードの「7インチ」と「12インチ」は見た目からして違います。
近年のレコードブームにより人気が再燃しているのでそれぞれの違いと特徴を知っておきましょう。