「納豆」と「ナットウキナーゼ」の違いとは?分かりやすく解釈

「納豆」と「ナットウキナーゼ」の違いとは?分かりやすく解釈食べ物・飲み物

この記事では、「納豆」「ナットウキナーゼ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「納豆」とは?

「納豆」とは煮たり蒸すことで柔らかくした大豆を納豆菌という細菌によって発酵させた食べ物です。

納所という寺院の倉庫にあたる場所で作られていたことが名前の由来と言われています。

発酵食品らしくにおいの強さから好き嫌いが分かれる食品ですが一年中いつでも食べられる身近な食品です。

また特有の成分が健康に良いことが発見されて以降健康食品としても注目を集め、食べ物としてだけでなく健康サプリの原料としても利用されるようになりました。


「ナットウキナーゼ」とは?

「ナットウキナーゼ」とは「納豆」に含まれる特有の栄養素です。

納豆菌が大豆を発酵させる過程で生み出す酵素であり、血液を凝固させる繊維タンパクを分解する効果が認められています。

そのため「ナットウキナーゼ」を接種するとドロドロの血がサラサラになると動物実験で確認されており、冷え性など血の巡りが悪いことで起きる病気や体調不良の対策になり得る成分として注目され健康サプリメントにもされている成分です。


「納豆」と「ナットウキナーゼ」の違い

「納豆」「ナットウキナーゼ」の違いを、分かりやすく解説します。

似て柔らかくした大豆を発酵させた日本の食品が「納豆」で、その発酵過程で生み出される酵素が「ナットウキナーゼ」です。

「納豆」はただの食べ物として流通していますが、「ナットウキナーゼ」はそれに含まれる栄養素であり単独ではサプリメントの形で流通しています。

まとめ

発酵食品の「納豆」に由来する血液をサラサラにする酵素が「ナットウキナーゼ」と考えれば両者の違いと関係性は簡単に把握できるでしょう。

身近な日本食であり健康食品として知られる「納豆」を健康食品足らしめている成分こそが「ナットウキナーゼ」です。

生活習慣病などでドロドロ血が恐れられているため「ナットウキナーゼ」はもとである「納豆」を離れて健康サプリとしても名が知られています。