「抱負」と「頑張りたいこと」の違いとは?分かりやすく解釈

「抱負」と「頑張りたいこと」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「抱負」【ほうふ】と「頑張りたいこと」【がんばりたいこと】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「抱負」とは?

自分が物事を始める前に掲げる目標を「抱負」【ほうふ】といいます。

会社に就職するとき、その課ではどのように努力して仕事するか、業務を任されたならどうこなすかといった気持ちを簡潔に伝えるわけです。

このような「抱負」を伝える場面は新学期が始まるときや、新しい職場に配属されたなど、これから新しい環境で力を発揮して貢献したいといったときになります。


「頑張りたいこと」とは?

本人が掲げる課題の中で、一番やり遂げたいと思うとき「自分が頑張りたいことは勉強する」といった気持ちを伝えます。

これはやろうと思ったときなんとしてでもやり遂げて、結果につなげるといった目標を掲げる場面で使う言葉です。

また、結婚を考える人が「頑張りたいこと」に外見と内面をしっかり磨いて魅力的な人間になります。

このように、自分がやる行為の中でも目標にするものを指して、実現させるのです。


「抱負」と「頑張りたいこと」の違い

「抱負」「頑張りたいこと」の違いを、分かりやすく解説します。

これから新しい環境に適応し、いい結果を出すためにも人はどう計画して行動するかを決意することを「抱負」といいます。

具体的には、「選手として選ばれるため記録を更新したい」といった目標が「抱負」になるわけです。

「抱負」は大人が職場でどの仕事するか具体的に掲げるときに使う言葉ですが、「頑張りたいこと」とは学校や家といった場所で、子供や大人が目指すべき目標を掲げて、将来を豊かなものにしたいと強く思うときに使います。

「抱負」の例文

・『年下の部下に尊敬されるよう仕事すると抱負を掲げた』
・『警察官の試験に合格する抱負を掲げて、頑張ることにした』

「頑張りたいこと」の例文

・『中学生になって頑張りたいことは、部活でいい結果を残す』
・『30代の私が頑張りたいことは、好みの女性と付き合うことだ』

まとめ

どちらも自分が掲げる目標であり、実現したいと強く願うとき使う言葉ですが、使われている場面に違いがありますので、うまく使い分けてみるといいでしょう。