「目方」と「重量」の違いとは?分かりやすく解釈

「目方」と「重量」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「目方」「重量」の違いを分かりやすく説明していきます。

「目方」とは?

「目方」「めかた」と読みます。

意味は、「はかりで量った物の重さのこと」です。

ある個体を計量器に載せて、どれくらいか数値で表したもののことです。


「目方」の言葉の使い方

「目方」は名詞として「目方が多い・少ない」「目方で分ける」などと使われます。

「目方」の語源は、昔、重さを量る機器として使われていた天秤棒式のはかりに、一文銭の重量を「一匁(いちもんめ)」として「目印」を付けていたことに由来します。

「方」は数量を表す語に付き「それぐらい」という意味、「目方」「一文銭位の重さ」を表します。

基本的に、軽いものから重いものまで幅広く使われる語です。


「重量」とは?

「重量は「じゅうりょう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「物の重さ」という意味です。

2つ目は、「物の重さが大きいこと」という意味です。

「重量」の言葉の使い方

「重量」は名詞として「重量がある・ない」「重量級」「重量制限」などと使われます。

「重」「おも(い)」とも読み、「重さの程度が大きい」という意味、「量」「はか(る)」とも読み「はかって得られる軽重・大小などの程度」という意味、「重量」「はかって得られる重さの程度」になります。

基本的に、ぱっと見て重たいと分かるものに使われることが多くなります。

「目方」と「重量」の違い

「目方」「はかりで量った物の重さのこと」という意味、軽いもの・重いものどちらにも使われることが多い言葉です。

「重量」「はかって得られる重さの程度」という意味、重いものに使われることが多い言葉です。

「目方」の例文

「目方」の例文は以下の通りです。

・『マグロを目方売りする』
・『最近目方が増えてきた』
・『小包の目方を量る』

「重量」の例文

「重量」の例文は以下の通りです。

・『貨物が既定の重量を超える』
・『荷物の重量をはかる』
・『彼はまさに重量級だ』

まとめ

今回は「目方」「重量」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。