「公」と「私」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「公」と「私」の違いとは?言葉の違い【2語】

「公」「私」は個人と社会を分類する時に使う言葉であり、様々な概念を含んでいます。

この記事では、「公」「私」の違いを分かりやすく説明していきます。

「公」とは?

「公」は音読みで「こう」「く」、訓読みで「おおやけ」「きみ」と読む言葉であり、社会的なことや国家、政府に関することを表します。

「公家(くげ)」「公職」は政府に関する言葉であり、「公式」「公益」は社会的なことを表す意味として使われます。

「公」はこれ以外にも他人への敬意を表す時にも使われており、こちらは「貴公」「太公」が有名です。


「私」とは?

「私」は音読みで「し」、訓読みで「わたし」「わたくし」と読む言葉です。

「私」は自分や個人のことを表す言葉であり、この概念は近代的なものとして作られました。

「私」はこれ以外にも自分のものにすることやひっそりとやることを表す時にも使うことが可能です。

「私立」は個人や民間団体が設立したものを表す言葉であり、学校などが有名です。

「私腹」は自分の財産を表す言葉であり、「私腹を肥やす」という風に使います。


「公」と「私」の違い

「公」「私」は社会と個人を表す言葉であり、近代的な概念として様々な場所で使われるようになりました。

「公私混同」は公的なことと私的なことを区別しないことを表す言葉であり、ネガティブな意味で使われます。

「公」の例文

・『公式サイトが更新されたので行ってみましたがサーバーダウンしていました』
・『公的な支援制度を利用したいと思ったのでまずは市役所に相談しました』

「私」の例文

・『子どもを私立に通わせるためには多くのお金がかかるので、今からしっかりと準備しておきます』
・『近所の私有地に熊が入ったというニュースがあったのでびっくりしました』

まとめ

「公」「私」は社会と個人を表す言葉であり、英語ではパブリックとプライベートという概念で表されます。