この記事では、「楽曲」と「音源」の違いを分かりやすく説明していきます。
「楽曲」とは?
「楽曲」は「がっきょく」と読みます。
意味は、「音楽における曲の総称」です。
クラシック・ロックなどのジャンルや、使われている機材の種類に関係なく、ひとつの作品としてまとまっている曲を表します。
「楽曲」の言葉の使い方
「楽曲」は名詞として「優れた楽曲」「声楽曲」「演奏楽曲」などと使われます。
「楽」は「たの(しい)」とも読み「こころよい」「音を組み立てた調べ」という意味、「曲」は「ま(がる)」とも読み「折れ曲がる」から転じて「音楽の調べ」という意味、「楽曲」で「音を組み立てて調べに仕上げること」になります。
「音源」とは?
「音源」は「おんげん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「音を発するもととなるもの」という意味です。
2つ目は、「音声や音楽などを録音した媒体のこと」という意味です。
「音源」の言葉の使い方
「音源」は名詞として「音源がある・ない」「音源を参考にする」などと使われます。
「音」は「おと」とも読み「音楽のふし」「ねいろ」という意味、「源」は「みなもと」とも読み「水流を発する所」から転じて「ものごとの出てくるもと」という意味、「音源」で「ある音色の出て来るもと」になります。
「楽曲」と「音源」の違い
「楽曲」は「音を組み立てて調べに仕上げること」です。
「音源」は「ある音色の出て来るもと」です。
「楽曲」の例文
「楽曲」の例文は以下の通りです。
・『このバンドは楽曲がすばらしい』
・『コンテストで演奏する楽曲を選ぶ』
・『他人の楽曲をコピーする』
「音源」の例文
「音源」の例文は以下の通りです。
・『マイクで音源を拾う』
・『アナログ音源を手に入れる』
・『カバーバンド用に音源をさがす』
まとめ
今回は「楽曲」と「音源」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。