「学生証」と「生徒手帳」の違いとは?分かりやすく解釈

「学生証」と「生徒手帳」の違いとは?分かりやすく解釈生活・教育

「学生証」「生徒手帳」はどちらも学校に通う学生や生徒が使うものです。

この2つは具体的にどのような違いで区別されるのでしょうか今回は、「学生証」「生徒手帳」の違いを解説します。

「学生証」とは?

「学生証」とは、「学生であることを示す証明書類」のことです。


「学生証」の使い方

その人物が学校に所属する学生であることを証明する書類を指します。

本来は大学や大学院など高等教育機関で学ぶ者が「学生」で中学校と高校で学ぶものは「生徒」と区別されることから高等教育機関で学ぶ学生に対して配布される身分証明書を指す言葉ですが、慣習的に中学校や高校の生徒が使用する身分証明書のことも「学生証」と呼んでいます。


「生徒手帳」とは?

「生徒手帳」とは、「生徒に向けて配布される手帳」を指す言葉です。

「生徒手帳」の使い方

学校に通って学ぶ生徒向けに配布される特別な手帳で、学校ごとにオリジナルで作成されます。

校歌や校則など学校に関する情報のほか時間割や予定表など生徒にとって使いやすい内容で構成された生徒用の手帳です。

「学生証」と「生徒手帳」の違い

「学生証」が身分証明書を指すのに対し「生徒手帳」はスケジュールやメモのために使う手帳を指します。

中学や高校で配布される「生徒手帳」の多くは手帳機能と生徒としての身分証明書が一体になっているものが多く「学生証」としても使えます。

大学では身分証明書と手帳は別々に作成されるのが一般的で、学生向けの手帳は「学生手帳」という名称です。

「学生証」の例文

・『学割切符購入のために学生証を提示する』
・『新年度になって新しい学生証が発行された』

「生徒手帳」の例文

・『生徒手帳は常に携帯する決まりになっている』
・『生徒手帳の最初のページに校歌の歌詞が記載されている』

まとめ

「学生証」「生徒手帳」はどちらも学校に通う者にとって大切なものです。

混同されがちですが全く別の物なので何を指す言葉なのか正しく理解しておきましょう。