「サルーキ」と「ボルゾイ」の違いとは?分かりやすく解釈

「サルーキ」と「ボルゾイ」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、サルーキとボルゾイの違いを分かりやすく説明します。

サルーキとは?

サルーキとは中東原産の大型犬で、四肢が長くスマートな体型をしています。

古い歴史を持つ犬種で、飼育されている犬の中では最も古い犬種とされます。

7000年前には既に存在しており、古代遺跡にも登場します。

非常に足が速く、砂漠にいるガゼルを狩るために飼育されていました。

そのためガゼルハウンドと呼ばれることもあります。

サルーキは、時速70㎞以上で走ることができます。

中東では犬は不浄とされていましたが、サルーキは特別だったようで人間と共に埋葬されることもありました。


ボルゾイとは?

ボルゾイとはロシア原産の大型犬で、スラリとした長い脚が特徴です。

野ウサギやオオカミを狩るための狩猟犬で、昔はロシアン・ウルフハウンドと呼ばれていました。

その後、ボルゾイという名前に変更されたのです。

優れた視覚で遠くにいる獲物を追跡するサイトハウンドと呼ばれる種類になります。

ロシア貴族が飼っていたため、高貴なイメージがあります。

ボルゾイという名前は、ロシア語では「俊敏」という意味になります。

足が速く、時速50km以上で走ることができます。


サルーキとボルゾイの違い

サルーキもボルゾイも足が速い大型犬で、どちらも狩猟犬として活動していました。

サルーキは中東が原産ですが、ボルゾイはロシアが原産です。

また、どちらも大型犬ですが、ボルゾイの方が大きくサルーキの方が小さいです。

サルーキは中型犬に分類されることもあります。

それから被毛にも違いがあり、サルーキはシングルコートですがボルゾイはダブルコートです。

ダブルコートは毛が二層構造になっているもので、短くて柔らかいアンダーコートと長くて硬いオーバーコートの2種類の毛があります。

ボルゾイのような寒い地域の犬種は大抵ダブルコートになっています。

まとめ

サルーキとボルゾイでは、原産地や体の大きさ、被毛などに違いがあります。

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