「お先に失礼します」と「お疲れ様です」の違いとは?分かりやすく解釈

「お先に失礼します」と「お疲れ様です」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「お先に失礼します」【おさきにしつれいします】と「お疲れ様です」【おつかれさまです】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「お先に失礼します」とは?

会社で働いていた社員が仕事を終えて帰宅する際に、まだ職場に残って仕事する人に対して挨拶するとき使う言葉が「お先に失礼します」【おさきにしつれいします】です。

まだ仕事が残っている社員よりも先に退勤する者が悪いと思う気持ちを込めつつ、失礼なく別れの言葉を伝えます。

他には、エレベーターから先に降りるため、乗っている社員や上司の横を通り過ぎるとき「失礼」といった気持ちを込めて通り過ぎるわけです。


「お疲れ様です」とは?

1日の業務が終わった社員が帰宅しようとしたとき、職場に残る社員の方が挨拶するため「お疲れ様です」【おつかれさまです】といいます。

先に帰るときは労いの気持ちを込めて、まだ職場に残っている人に対して別れの挨拶を伝える言葉です。

また、用事があって已む無く早退する、顧客と話しているとき半ばで退勤したといった場面でも使われています。


「お先に失礼します」と「お疲れ様です」の違い

「お先に失礼します」「お疲れ様です」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも目上の人に使う機会は少なく、上司や先輩、同僚といった目上や同年代の人に対して使う別れの挨拶です。

まだ職場に残って働いている人に対して労いの気持ちを込めて言葉を伝えるとき「お先に失礼します」といいます。

また、用事があって早退する、顧客と話しているとき半ばで退勤したといった場面でも使われている丁寧な挨拶の言葉です。

この別れの挨拶に対して感謝する気持ちを込めて伝えるのが「お疲れ様です」になります。

「お先に失礼します」の例文

・『今から先方と会う約束していますので、お先に失礼します』
・『子供が怪我して急遽病院に連れて行くため、お先に失礼します』

「お疲れ様です」の例文

・『お疲れ様です。明日の会議についてお話があります』
・『お疲れ様です。人事部の○○ですが、今からうかがっても宜しいでしょうか』

まとめ

どちらも職場でよく使われている言葉ですが、どのような状況で使えばいいのか、相手を見てうまく挨拶してみるといいでしょう。

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