「何度も」と「何回も」の違いとは?分かりやすく解釈

「何度も」と「何回も」の違いとは?違い

この記事では、「何度も」「何回も」の違いを分かりやすく説明していきます。

「何度も」とは?

「何度も」「なんども」と読みます。

「何度も」「何度」には、「どれほどの回数」、また「多くの回数」という意味があります。

そのため「何度も」には「どれほどの回数をもってしても」「多くの回数をもってしても」という意味があると考えることができます。

このことから、「何度も挑戦する」という文章には、「多くの回数挑戦する」という意味があると考えることができます。

また、どれほどの回数挑戦しても、成功しないという場合は、「何度も挑戦したが成功できない」などという文章にできます。


「何回も」とは?

「何回も」「なんかいも」と読みます。

「何回も」「何回」には「どれほどの回数」、また「多くの回数」という意味があります。

そのため、「何回も」には「どれほどの回数をもってしても」「多くの回数をもってしても」という意味があると考えられます。

例えば、どれほどの回数、ハワイ旅行をしても飽きないという場合は、「何回もハワイ旅行に行ったが、飽きがこない」などという文章にすることができます。


「何度も」と「何回も」の違い

「何度も」「何回も」の違いを、分かりやすく解説します。

「何度も」「何回も」には「どれほどの回数をもってしても」「多くの回数をもってしても」という共通の意味があります。

ただし「何度も」という場合は、物事のはじめと終わりがハッキリしない印象があるのに対して、「何回も」の場合は、物事のはじめと終わりがハッキリしているという違いがあると考えることができます。

そのため、誰かがする行為の、はじめと終わりがハッキリしている場合は、「何回も」を、ハッキリとしていない場合は「何度も」を使うようにしてみましょう。

例えば、「ラーメンの替え玉を多くの回数お代わりする」というような、ハッキリとしたはじめと終わりがある行為の場合は、「何回も」を使い、「多くの回数、人生をやり直す」というような漠然とした場合は「何度も」という言葉を使うといいのではないでしょうか。

まとめ

「何度も」「何回も」の違いについて見てきました。

2つの言葉には共通の意味があるため、使い分けが難しいのではないでしょうか。

多くの回数何かをするとき、その行為のはじめと終わりがハッキリしている場合は「何回も」を使い、漠然としている場合は「何度も」を使ってみてはいかがでしょうか。

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