この記事では、「プレシジョンベース」と「ジャズベース」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プレシジョンベース」とは?
プレシジョンベースは、Precision Bassと英語表記可能な言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、正確さや精密さという意味を持っているプレシジョンの文字に、低音の弦楽器といった意味を有するベースの文字を加える事により成立した言葉となっています。
以上の事からプレシジョンベースは、1951年にアメリカの楽器メーカーであるフェンダー社から発売されたエレクトリックベースを示すのです。
「プレシジョンベース」の言葉の使い方
プレシジョンベースは現在広く普及している、エレクトリックベースの1種に対して用いるべき言葉となっています。
もっとも日本では、プレベと略されて駆使される事も多い言葉です。
「ジャズベース」とは?
ジャズベースは、JAZZ BASSと英語表記される言葉となっています。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、音楽ジャンルの1つであるジャズミュージックという意味のジャズの文字に、弦楽器の1種を意味するベースの文字を付け足す事で誕生した言葉です。
以上の事からジャズベースは、1960年にフェンダー社が発売したエレクトリックベースを表します。
「ジャズベース」の言葉の使い方
ジャズベースは、それまでのベースよりもより幅広く、ジャズミュージシャンをターゲットに含めて作られたエレクトリックベースに対して使われる言葉です。
日本では、ジャズベと略してこの言葉が使用される事が少なくありません。
「プレシジョンベース」と「ジャズベース」の違い
プレシジョンベースとジャズベースの文字表記を見比べれば、プレシジョンとジャズという文字の違いを見付ける事が出来ます。
所が後に続くのはベースの文字で、どちらもエレクトリックベースを指し示す言葉です。
とはいえプレシジョンベースは、ジャズベースよりも本体は幾分コンパクトで、ネックもプレシジョンベースが44mmで、ジャズベースが38mmという違いがあります。
まとめ
2つの言葉は共通している言葉の通り、どちらもアメリカのフェンダー社が発売した、エレクトリックベースを表現する言葉です。
ただしプレシジョンベースの方が歴史は古く、1951年に誕生しています。
対するジャズベースは、1960年に発売されたベースです。