この記事では、「ブルーベリー」と「アサイー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブルーベリー」とは?
「ブルーベリー」とは、ツツジ科スノキ属の植物の総称や、その果実のことを言います。
落葉、または常緑の低木で、樹高は1. 5mから3m程度です。
北アメリカ大陸が原産で、日本へは1951年頃にやってきました。
「ブルーベリー」の開花時期は3月から5月頃で、白色やピンク色の花が咲きます。
実がなる時期は6月から10月頃で、熟すと青紫色になります。
葉は単葉の対生で、10月から11月頃には紅葉が見られます。
果実は食用や薬用に、葉は薬用に用いられます。
果実は野鳥が好物です。
「アサイー」とは?
「アサイー」とは、ヤシ科エウテルペ属に分類されている常緑高木、またはその果実のことを表しています。
原産はブラジルのアマゾンで、樹高は25mから30mくらいあります。
葉は黄緑色で、2mほどの長さがあります。
雌雄同株で、オレンジ色や紫色の花が咲きます。
8月から12月頃に実がなり、熟すと黒っぽい紫色になります。
「アサイー」の果実は食用に利用されていますが、95%は種子で、可食部は5%程度です。
ポリフェノール、鉄分などが豊富に含まれていています。
「ブルーベリー」と「アサイー」の違い
「ブルーベリー」と「アサイー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ブルーベリー」はツツジ科スノキ属の植物の総称のことで、品種には「ハイブッシュ系」、「ラビットアイ系」、「ローブッシュ系」などがあります。
一方、「アサイー」はヤシ科エウテルペ属の植物です。
また、「ブルーベリー」は低木で、「アサイー」は高木です。
「ブルーベリー」と「アサイー」の果実の見た目は似ていますが、両者にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ブルーベリー」の別称には、「ヌマスノキ」、「アメリカスノキ」などがあります。
また、「ブルーベリー」の英語表記は「blueberry」になります。
そして、「アサイー」には、「アサイーパーム」、「ニボンモドキ」、「ワカバキャベツヤシ」などの別名があります。
「アサイー」は英語で「acai」と表記します。
「ブルーベリー」、「アサイー」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。