最近、髪の毛を編むやり方として「コーンロウ」という名前をよく聞くようになりました。
頭皮の部分で髪の毛を細く編むやり方で、アフリカンアメリカンの人たちの間では昔からやられており、シンガーのスティービーワンダーなどもこの髪型でした。
それでは、この「コーンロウ」とはどういう意味でしょうか。
また、「編み込み」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「コーンロウ」と「編み込み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コーンロウ」とは?
「コーンロウ」とは、アメリカのアフリカ系の人たちの間で以前から流行していた髪型であり、かなり細い編込みを列にして、いくつも平行にして作ったものです。
もともと「コーンロウ」とは、「cornrow」すなわち、トウモロコシの実が何列にも並んでいる様に似ていることから付けられた名前です。
「編み込み」とは?
「編み込み」とは、全世界で髪の毛を編むときに行われる手法の一つで、地肌の部分で髪の毛を編んだ状態にすることです。
編み方としては、取った毛を今まで編んだ部分の上に乗せるか、下に付けるかによって「表編み」と「裏編み」に分かれます。
「コーンロウ」と「編み込み」の違い
「コーンロウ」と「編み込み」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、地肌の部分で髪の毛を編む髪型であることは同じですが、やり方が違い、結果として見た目がかなり違います。
簡単に言えば「コーンロウ」は、「細いサイズの裏編みの編みこみを何列も作ったもの」のことと言ってよいでしょう。
つまり、「コーンロウ」も、編み方の種類としては「編み込み」であることには違いがなく、最終的な形が違うということになります。
まとめ
この記事では、「コーンロウ」と「編み込み」の違いを、解説してきました。
「コーンロウ」という呼び名が定着しする前は、前述のスティービーワンダーのような髪型をただの「編み込み」と言っていました。
ただ、それだと、あの髪型を明確に伝えることができないので、アメリカで使われていた呼び方をそのまま使うようになったと思われます。