この記事では、「クッキー」と「アイスボックスクッキー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「クッキー」とは?
北米では小さなケーキを「クッキー」といいます。
ほどよい硬さと、サクッとした食感がある焼き菓子ですが、砕けて口の中に入れば舌の上で溶けやすいのが魅力的な食べ物です。
簡単には割れにくいのに軽く、片手で持って気軽に食べられるところが子供からお年寄りにも受けます。
原料の分量の調合によって硬さが変わり、メレンゲを入れれば通常のものより食感が軽くなるわけです。
中にはチョコのチップを入れたり、ココアパウダーを練り合わせる、クリームを挟んだ商品が揃います。
「アイスボックスクッキー」とは?
小麦粉に卵や砂糖、バターを入れた生地はよく練り合わせて棒状にしたものを冷蔵庫に入れて冷やし、切って焼いた菓子を「アイスボックスクッキー」といいます。
生地を棒のように細長い丸型にした後、冷蔵庫で冷やしておくことで切りやすくするわけです。
よく冷やした棒状の生地を横にして、包丁で縦に大根を0. 5mm程度の厚さに切れば、型抜きする手間が必要ありません。
生地の塊を指す「ボックス」に冷やすといった意味がある「アイス」を掛け合わせた言葉です。
「クッキー」と「アイスボックスクッキー」の違い
「クッキー」と「アイスボックスクッキー」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも練り合わせた生地を冷蔵庫で冷やす手間があるところは同じですが、型抜きする工程があるのが「クッキー」といいます。
卵と小麦粉、バター、砂糖を練り合わせて円形にした生地を冷やし、それから棒で平らに伸ばし、星や丸といった型で抜いて焼くお菓子です。
もう一方の「アイスボックスクッキー」は「クッキー」と同じ材料を入れて練った生地を、太い円形の棒状にしてから冷蔵庫で冷やします。
横に置き、縦に一定の幅に切っていき、焼けば完成です。
棒で引き伸ばしたり、型抜きする必要がありません。
型抜きして生地が余り、また練って平らにする必要性がないところが違います。
まとめ
どちらも含まれている材料はほぼ同じですが、冷やすとき生地の形状に違いがありますので、自分なりに異なる点を比較してみるといいでしょう。