英語で方向を表す単語はたくさんあります。
たとえば「forward」、「backward」、「toward」などです。
たまに目にすることがありますが、これらの単語には「s」がついて「forwards」、 「backwards」、「towards」という綴りになっていることがあります。
それでは、この「towards」とはどういう意味でしょうか。
また、「toward」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「towards」と「toward」の違いを分かりやすく説明していきます。
「towards」とは?
「towards」とは、「~の方向へ」という意味を持つ英語の単語です。
例としては「I walk towards you」つまり「私はあなたのほうに歩きます」のように、目標を後に付けて使用します。
「toward」とは?
「toward」とは、「~の方向へ」という意味を持つ英語の単語です。
前述の「towards」と全く同じように使用されます。
「towards」と「toward」の違い
「towards」と「toward」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、英語で「~の方向へ」という意味の単語であることは同じです。
違いは何かと聞かれれば、答えは「綴りが違うだけ」と言ってもよいでしょう。
つまり、この2つは意味の違いはないのです。
綴りの違いは使う人によってどちらを使ってもよく、一般的にアメリカ英語では「toward」でイギリス英語では「towards」を使います。
まとめ
この記事では、「towards」と「toward」の違いを、解説してきました。
これらは、前述のように意味としての違いはありません。
アメリカ英語とイギリス英語で綴りが違うほとんどの単語は、アメリカ英語のほうが省略されています。
つまり、最後の「s」はほとんど発音しないのであれば必要ないよね、発音が同じなら「our」は「or」で良いよね、という意識が働いていると思われます。
これは、自由の国として形成されたアメリカが「形式的なもの」を嫌うという姿勢の表れとも言えます。