「身分証明」と「身元確認」の違いとは?分かりやすく解釈

「身分証明」と「身元確認」の違いとは?違い

この記事では、「身分証明」「身元確認」の違いを分かりやすく説明していきます。

「身分証明」とは?

「身分証明」「みぶんしょうめい」と読みます。

意味は「社会的に認められた方法で、本人であること、立場などを示すもの」です。

免許証やマイナンバーカード、パスポートなど公的機関が発行するもので、その人が本人であることや職業などを明確にしたもののことです。


「身分証明」の言葉の使い方

「身分証明」「身分証明する」「身分証明書」などと使われます。

「身分+証明書」で成り立っている言葉で、「身分」「集団・組織におけるその人の地位」「立場の上下の序列」「人が置かれている環境」「法律上の親族関係」という意味。

「証明」「ある事柄の真偽を、根拠を挙げて明らかにすること」という意味、「身分証明」で、「その人の社会的な地位を、根拠を挙げて明らかにすること」になります。


「身元確認」とは?

「身元確認」「みもとかくにん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「その人がどこの誰であるかを明らかにすること」という意味です。

2つ目は「誰の遺体なのかを明らかにすること」という意味です。

「身元確認」の言葉の使い方

「身元確認」は名詞として「身元確認する」「身元確認作業」などと使われます。

「身元+確認」で成り立っている言葉で、「身元」「その人の住所・氏名・出身地・経歴など」という意味、「確認」「調べて明らかにすること」という意味、「身元確認」「その人がどこの誰なのか調べて明らか意にすること」になります。

「身分証明」と「身元確認」の違い

「身分証明」「その人の社会的な地位を、根拠を挙げて明らかにすること」です。

「身元確認」「その人がどこの誰なのか調べて明らか意にすること」です。

「身分証明」の例文

「身分証明」の例文は以下の通りです。

・『入館するには身分証明が必要だ』
・『書類に身分証明書のコピーを添付する』
・『マイナンバーカードを身分証明にする』

「身元確認」の例文

「身元確認」の例文は以下の通りです。

・『遺体の身元確認を急ぐ』
・『万引き犯の身元確認をする』
・『保護した高齢者の身元確認をする』

まとめ

今回は「身分証明」「身元確認」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典