「破竹」と「淡竹」の違いとは?分かりやすく解釈

「破竹」と「淡竹」の違いとは?違い

この記事では、「破竹」「淡竹」の違いを分かりやすく説明していきます。

「破竹」とは?

破竹とは、はちくと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、物を壊すや壊れるといった意味を持っている破の漢字に、たけという意味を所有している竹の漢字を付け足す事で完成した言葉となっています。

そのため破竹は、竹を割るという意味を表すのです。


「破竹」の言葉の使い方

破竹は、竹を割る事を意味する言葉として使われています。

更に他にも、勢いが激しいという意味を持つ、破竹の勢いという言葉の略語として、この破竹が駆使されていたりするのです。


「淡竹」とは?

淡竹は、はちくと読むべき言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を見れば理解可能な事となりますが、あわいとかたんぱくといった意味の淡の文字に、植物の名である竹の漢字を付け加える事で誕生した言葉です。

以上の事から淡竹は、中国原産の竹の1種を示します。

「淡竹」の言葉の使い方

淡竹は、イネ科の植物である竹の1種を表現する言葉として用いられているのです。

中国を原産としており、10メートル以上の高さに成長し、竹の子を食用とする品種に対してこの淡竹という言葉が使用されています。

「破竹」と「淡竹」の違い

破竹と淡竹の漢字表記を比べれば、最初の漢字が破と淡という違いがある事に気付けるものです。

所が2文字目は同じ竹であり、読み方も同じ、はちくである点がややこしい部分と言えます。

とはいえ破竹は、竹を割るという意味を表すのです。

一方の淡竹の方は、中国原産の竹の品種を示す言葉となっています。

まとめ

2つの言葉は、共通する漢字がある上に、読み方も同じであるため、混同する恐れは十分にあるのです。

ですが指し示す意味合いに相違点があるため、そこを踏まえれば使い分けで誤る事はありません。

ちなみに破竹は、竹を割る事を意味する言葉として使われているのです。

対する淡竹は、竹の品種の1種であり、中国原産のものに対して用いるべき言葉となっています。

違い
違い比較辞典