「吐き気」と「気持ち悪い」の違いとは?分かりやすく解釈

「吐き気」と「気持ち悪い」の違いとは?違い

この記事では、「吐き気」【はきけ】と「気持ち悪い」【きもちわるい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「吐き気」とは?

胸がむかついて、胃から食べたものが出てきそうなほど気分が悪い状態を「吐き気」【はきけ】といいます。

胃全体が痛んだり、締め付けられるような感じに悩まされますが、吐く前の段階を指すわけです。

このような症状が転じて、見た目が不快に感じる人に対して「吐き気がする」と嫌悪感を示すときに使う場合もあります。


「気持ち悪い」とは?

胃がむかついて不快な気分になることを「気持ち悪い」【きもちわるい】といいます。

この気持ち悪さを感じる病気としては、虫垂炎や感染性胃腸炎、急性胃炎といったとき不快感がある症状が出るのです。

このような症状から、見た目が汚らしいので不快感を感じたり、いつもニヤついている人の顔を見たとき「すごく気持ち悪い」と自分の感情を表す際に使われています。


「吐き気」と「気持ち悪い」の違い

「吐き気」「気持ち悪い」の違いを、分かりやすく解説します。

胸のみぞおち辺りから喉にかけて不快感な感覚に襲われるのが「吐き気」です。

胃から食べたものがこみ上げてくるといった状態から、それほど嫌悪感を抱き、不快感に感じる人を見たり、光景を見たときの状態を表します。

もう一方の「気持ち悪い」は病気のために感じる症状を表したり、鳥肌が立つほど嫌気を感じるものを見た、汚らしい人を見て不快に感じたときに出る感情です。

「吐き気」の例文

・『昼を食べた後すぐバスに乗ったので、揺られて吐き気がした』
・『目の前を通り過ぎた男性の口臭が臭くて、吐き気がする』

「気持ち悪い」の例文

・『昨日のご飯が腐っていたのか、朝から気持ち悪くて困った』
・『髭が生えた男性がいやらしい目で見てくるので、すごく気持ち悪い』

まとめ

どちらも胸のあたりがムカついたり、気分が悪いといった不快感の症状を表す言葉です。

どのようなところに違いがあるか見て、自分なりに合う症状はどちらか見比べてみるといいでしょう。

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