この記事では、「冬至」と「立冬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「冬至」とは?
冬至は、とうじと読むのが正解な言葉です。
四季の内の1つという意味を持っている冬の漢字に、いたるとかこの上ないという意味を有する至の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
そのため冬至は、太陽暦で12月22日頃を表すのです。
「冬至」の言葉の使い方
冬至は、二十四節気の1つで12月22日頃を指す言葉として使われています。
二十四節気とは、季節を正しく示すために1年を24等分にしたものを表現した言葉であり、冬至は太陽暦で12月22日頃の時期に使用される言葉です。
「立冬」とは?
立冬は、りっというと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、新しい季節の始まりという意味の立の文字に、ふゆという季節といった意味がある冬の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から立冬は、暦の上で冬の始まりとなる11月7日頃を示します。
「立冬」の言葉の使い方
立冬は、冬の始まりを意味する言葉として用いられているのです。
二十四節気の1つであり、太陽の黄経が225度に達する日である、太陽暦で11月7日頃を指し示す言葉として使用されています。
「冬至」と「立冬」の違い
冬至と立冬の漢字表記を見比べれば、至と立という漢字の違いがある事を発見可能です。
所がもう1文字の漢字は共に冬であり、どちらも二十四節気に分類される語となっています。
ただし冬至は、太陽暦で12月22日頃を表すのです。
一方の立冬は、太陽暦で11月7日頃を示します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字を所有するだけでなく、どちらも二十四節気で使用される語です。
もっとも指し示す時期には、違いがあるのでそこを把握すれば使い分けで間違う事はありません。
ちなみに冬至は、12月22日頃という時期を指し示す際に使われる言葉です。
対する立冬は、暦の上では冬の始まりとされる11月7日頃という時期を表現する言葉として用いられています。