この記事では、「参考書」【さんこうしょ】と「問題集」【もんだいしゅう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「参考書」とは?
自分が勉強したいと思う教科の参考になる情報が詰まっている本を「参考書」【さんこうしょ】といいます。
例えば、自動車整備士になりたいと思うとき、車の部品や性能が細かく書かれている「参考書」を見れば、専門的な知識をより詳しく習得できるのです。
このように、参考にしたい内容が専門別に書かれていて、本屋や通販サイトで気軽に購入できる書物を指すわけです。
「問題集」とは?
受験するとき、次の試験ではどのような問題が出るか分かる本を「問題集」【もんだいしゅう】といいます。
例えば、有名私立大学を受験する学生向けには、前回までの試験に出た問題を取り上げて、何度も解いては理解して試験に合格できるよう勉強するのです。
何度も解くうちに問題のクセを自分なりに見つけたり、解くための方法を見出すのが狙いになります。
たいていの「問題集」には解答が付いているので、自分が答えた内容と照らし合わせれば、どこをどう間違ったかが分かるわけです。
「参考書」と「問題集」の違い
「参考書」と「問題集」の違いを、分かりやすく解説します。
教科書と同じように、学びたいことが書かれている本を「参考書」と呼び、学校でも習わない内容について詳しく書かれているためとても参考になるわけです。
専門的な分野を学びたいと思う人はこの本を参考に学ぶ人も多く、塾の代わりに自力で情報を集めて習得する人に支持されています。
もう一方の「問題集」は、これからテストを受ける人に向けた問題が書かれていて、何度も解けばどのようなものが出るか分かったり、正しい答えを把握できる便利な本を指すものです。
まとめ
どちらも学びたいと思う人に最適な本になりますが、参考にする情報が書かれているか、試験やテストに役立つかの違いがありますので、異なる点を見比べてみるといでしょう。
