この記事では、「マキネッタ」と「パーコレーター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マキネッタ」とは?
「マキネッタ」とは直火でエスプレッソを淹れるための道具です。
上からコーヒーがたまりカップに注ぐ部分にあたるサーバー、微細に挽いた焙煎コーヒー豆を入れお湯を通過させるためのバスケット、沸騰させる水を入れる部分のボイラーの3部位に分かれています。
バスケットにはサーバーとボイラーにつながる筒状の部分があり、「マキネッタ」を火にかけてボイラーの水が沸騰すると圧力の差でお湯がバスケットを通りサーバーまで組み上げられエスプレッソが淹れられるという仕組みです。
「パーコレーター」とは?
「パーコレーター」はお湯を循環させてコーヒーを淹れるための道具です。
挽いたコーヒー豆を入れるバスケットと蒸気圧でお湯を組み上げるパイプを組み合わせたストレーナーが中に入っているだけと仕組みは単純でありポットが分離するわけではありません。
ポットの底でお湯が沸くとパイプがお湯を組み上げバスケット内にお湯が移り、バスケットにあいた穴からポットの底へコーヒーがドリップされていきます。
循環していくごとにコーヒーの濃度が上がっていきますがポットの蓋は透明になっているので、中の色を見て自分好みの濃さになったら火から下ろすことで好きな濃さに調節可能です。
「マキネッタ」と「パーコレーター」の違い
「マキネッタ」と「パーコレーター」の違いを、分かりやすく解説します。
底で沸騰させたお湯を蒸気圧で豆の入ったフィルターを通しコーヒーにしてサーバーにためるのが「マキネッタ」で、お湯を底から豆の入ったフィルターを循環させてコーヒーを淹れるのが「パーコレーター」です。
「マキネッタ」はポット自体が3つに分離しますが、「パーコレーター」はポットではなく中の部品が分離します。
まとめ
「マキネッタ」は一度お湯を組み上げて淹れ終わりのエスプレッソ専用メーカーです。
それに対して「パーコレーター」はお湯を何度も循環させる構造で様々なコーヒーを淹れられるコーヒーメーカーで、淹れられるコーヒーの一種類としてエスプレッソも淹れられます。