この記事では、「ドリア」と「ラザニア」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ドリア」とは?
ご飯をバターで炒めた上に、小麦粉や牛乳がダマにならないよう静かにヘラでかき混ぜながら加熱して、バターも加えて混ぜ合わせた、とろみがあるホワイトソースをかけた後にチーズをのせて焼いた料理を「ドリア」といいます。
この料理を考案したのがスイス人のサリー・ワイル氏で、火で加熱した海鮮をご飯の上にかけてチーズを載せて焼いたものを作り出しました。
具は海老やイカなどの海鮮の他に、ブロッコリーやミニトマト、茄子などの野菜を入れる場合もあります。
「ラザニア」とは?
牛肉と玉葱をしっかり炒めて、平たいパスタの間に挟んで焼いた料理を「ラザニア」といいます。
元々はイタリアのカンパニア州の名物料理であり、四角いパスタやミートソース、モッツアレラを用いたものです。
それらの具を何層かに重ねた後、ペシャメルソースを上にかけてオーブンで焼き目がつくまでじっくり焼けば「ラザニア」ができます。
この料理名が付いた由来は、“lasanum”ラサヌムという浅い鍋でパスタ料理を作ったことから名づけられました。
「ドリア」と「ラザニア」の違い
「ドリア」と「ラザニア」の違いを、分かりやすく解説します。
ご飯の上にホワイトソースをかけた後、上に溶けるチーズをたっぷりのせて焼き目がつくまでしっかり加熱した料理を「ドリア」といいます。
玉葱はみじん切りに切ってよく炒めて、バターはたっぷり入れた「ドリア」はチーズが狐色になるまで焼き上げるのが美味しく仕上げるコツです。
もう一方の「ラザニア」には四角いパスタを使い、具と交互に重ねていき、チーズをのせて焼き上げるといった違いがあります。
また、「ドリア」と違う点は肉の入ったミートソースと濃厚なペシャメルソースを使うところです。
まとめ
どちらもオーブンで焼く料理を指しますが、入れる具や作り方、味に違いがありますので、実際に作って見比べてみるといいでしょう。