印刷や絵画を描く際に使うものには「インク」や「絵具」があります。
この記事では、「インク」と「絵具」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インク」とは?
「インク」とは文字や色付けするために使われるものであり、染料が顔料を含んだ液体や固体、ジェルなどが存在します。
「インク」は古い時代から使用されてきたものであり、日本や中国では墨が文章や絵画に使用されていました。
中世で活版印刷が発明されるとインクもこれに応じて様々なタイプのものが作られました。
現代の「インク」は筆記用具から印刷やプリンターなど生活の様々な場面で使用されています。
「絵具」とは?
「絵具」とは絵に色を付けるために使う材料であり、こちらは様々な形状が存在します。
「絵具」は絵画の種類によって形状が違うものとなっており、水彩画は水で溶いたものを使い、油絵は油で溶いたものを使います。
「絵具」はこれらの材料や顔料を示す言葉ですが、これ以外にも固形であるクレヨンやパステルを示す時にも使うことが可能です。
「インク」と「絵具」の違い
「インク」と「絵具」はどちらも絵に色を付けるために使う材料を示す言葉です。
この2つは染料や顔料を使っており、素材や形質によって色付けや印刷具合に違いが出ます。
「インク」は筆記用具や印刷などに使われており、生活用品として様々な場面で活用されています。
「インク」の例文
・『万年筆のインクが切れたので明日買いに行こうと思います』
・『プリンターのインクが切れたので、ネットで注文しました』
「絵具」の例文
・『12色の絵具だけでもこれだけ綺麗な絵が描けるのは驚きました』
・『絵具の顔料を取るために彼は裏山に行きました』
まとめ
「インク」と「絵具」はどちらも絵に色を付ける時に使う材料であり、様々な場面で使われています。
この2つは染料や顔料を使っており、絵画の際に使われる「絵具」は自作する人も存在します。